勤怠管理システムと10進法

タイムカードを電卓をたたいて計算するときは、勤務時間を10進法表記に変えたほうが計算しやすいため、多くの場合、集計する単位は10進法で計算されることが多いかと思います。

10進法では15分丸めや30分丸めにて時間の計算単位を運用している場合には良いのですが、丸めの単位が1分単位や5分単位など細かい単位で計算する運用においては端数が出やすいので、10進法にて電卓で計算するには向いておりません。

丸めの単位が1分、5分、10分にて運用されている場合には、タイムカードに登録された時刻をEXCELに一度転記してEXCELで計算される方法も良く聞きます。Excelであれば60進法を計算することが簡単だからです。
しかし、これは面倒きわまりない作業ですし、手作業での入力はミスが起こりやすいため、給与計算を正確に、かつ迅速に行う上では良い方法とは言い難いです。

計算対象となる従業員の人数が増えてくると、集計作業が追い付かなくなるのでシステム化を検討するきっかけになることも多いと言えます。

勤怠管理システムは10進法が良い?60進法が良い?

勤怠管理システムでは、タイムレコーダー画面では時計の時刻を表示するので、当然60進法が一般的です。
また、データ修正画面も時刻の入力を行うため60進法での表示が一般的です。

管理画面の集計データの表示や、出力するCSVの集計データなどの値は、60進法のものもあれば、10進法のものもあります。

60進法・10進法のどちらが正しいというものでもなく、どちらが使いやすいかで選ぶことになります。

勤務時間を集計する勤怠管理システムでは、たいていは60進法・10進法を設定で選択できるようになっていることが多いようです。

10進法を選択した場合の注意点は、10進法に変換した時点で小数点以下の割り切れない端数を処理してしまうため、60進法の合計時間と10進法の合計時間がわずかに異なることがある点です。当然、時給計算された給与の金額にも数円の差が生じることになります。

端数処理計算があると、設定項目として切り上げ、切り捨て、四捨五入の選択できるようになっているシステムが殆どです。普通、システム上で選択できるようになっていますが、労働基準監督署にて推奨しているのは、従業員に不利益がでないようにするという観点から”切り上げ”です。

とはいうものの、切り捨てや四捨五入にて運用されている企業が多いのも実情です。

Pochikinはどっち?

Pochikinはシステム内で時間集計や丸めの計算を行いません。打刻した時刻をCSVで出力する機能のみとなり、計算するのはExcelのような、外部ソフトとなります。
そのため、時刻のみを出力するPochikinのデータは当然60進法となります。

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